「1年くらい大丈夫」は本当?
内視鏡検査を先延ばしにするリスクについて
はじめに
「去年受けたから、今年はいいかな」
「忙しいし、もう少し落ち着いてから…」
胃カメラや大腸カメラについて、このように考えたことはありませんか?
内視鏡検査は“つらい検査”というイメージから、つい後回しにされがちです。しかし、1年の遅れが大きな差を生むこともあるのが、消化管の病気の特徴です。
本日は、内視鏡検査を定期的に受けることの重要性について、わかりやすくお伝えします。
なぜ「1年」が大切なのか
胃がんや大腸がんの多くは、早期にはほとんど症状がありません。
特に大腸がんは、
「ポリープ(腺腫)」→「がん」
という段階を経て進行していきます。
この変化は数年単位で進むことが多いものの、
一部は比較的短期間で進行するケースもあることが知られています。
つまり、
👉 定期的な検査で「早い段階で見つける」ことが何より重要です。
検査を1年あけることで起こりうること
① ポリープの見逃し・増大
小さなポリープは自覚症状がありません。
1年の間にサイズが大きくなる・数が増えることがあります。
② 早期がんの進行
早期であれば内視鏡で治療できる病変も、
発見が遅れると外科手術が必要になる可能性があります。
③ 症状が出た時には進行していることも
血便・腹痛・体重減少などの症状が出る頃には、
すでに進行しているケースも少なくありません。
「毎年受けるべき人」の特徴
以下に当てはまる方は、特に定期検査が重要です。
- 過去に大腸ポリープを指摘されたことがある
- ご家族に大腸がん・胃がんの既往がある
- 40歳以上で一度も検査を受けたことがない
- ピロリ菌感染・除菌歴がある
- 便潜血検査で陽性になったことがある
当院の取り組み
はじめのクリニックでは、
「検査のハードルを下げること」も大切にしています。
- 鎮静剤を使用した苦痛の少ない検査
- 最新の内視鏡システム(EVIS X1)導入
- 年間25,000件以上の豊富な検査実績
- 医師・看護師・スタッフによるチーム医療
患者さまが安心して検査を受けられる環境づくりに取り組んでいます。
最後に
内視鏡検査は「何もなかったことを確認する」ためのものでもあります。
しかし、もし病変があった場合、
早期に見つけられるかどうかで、その後の人生は大きく変わります。
「1年くらい大丈夫」ではなく、
👉 “1年ごとの積み重ねが未来を守る”
という視点で、ぜひ検査をご検討ください。
受診をご検討の方へ
当院では、胃カメラ・大腸カメラともに予約制でご案内しております。
ご不安な点があれば、お気軽にご相談ください。







