医院名:仙台消化器・内視鏡内科クリニック 住所:〒981-3133 宮城県仙台市泉区泉中央1丁目15−2 赤間総業 泉中央パーキングビル1F 電話番号:022-343-8696

次世代スタンダード内視鏡システム「EVIS X1」

 

次世代スタンダード内視鏡システム「EVIS X1」

当院では、オリンパス社の最上位機種内視鏡システム「EVIS X1(イーヴィス エックスワン)」を国内で最も早く導入しました(2020年7月4日)。内視鏡分野で長年の間、世界をリードしてきたオリンパス社が、8年ぶりのフルモデルチェンジを行った最新の内視鏡システムです。 NBI(Narrow Band Imaging)、TXI(Texture and Color Enhancement Imaging)、RDI(Red Dichromatic Imaging)、EDOF(Extended Depth of Field)などの内視鏡診療に新時代を切り開く新たなテクノロジーが詰まった「EVIS X1」は、消化器疾患の早期発見・早期診断・低侵襲治療にブレイクスルーを起こし、次世代スタンダードになるものと注目されています。

内視鏡による診断治療の質・検査効率向上を目指した新機能を搭載

次世代の内視鏡システム「EVIS X1」

「EVIS X1」は、内視鏡による早期発見・早期診断・低侵襲治療の概念を大きく進化させた内視鏡システムです。早期がんをはじめとする微細な病変を短時間に発見できるようサポートするオリンパス社独自の技術をブラッシュアップし、さらにクオリティの高い観察や処置を可能にする数々の新技術を搭載しています。

今までの内視鏡とは比べ物にならない高画質に正直、驚いています。


最新のビデオスコープとの組み合わせでより精度の高い検査を実現し、質に加えて効率も向上したことで、さらにスピーディに精緻な検査・診断・治療が可能になりました。

胃カメラビデオスコープ【GIF-EZ1500】

近点・遠点それぞれにピントを合わせた二つの画像を合成するEDOFにより容易に明瞭な観察画像の取得が可能です。
さらに、通常観察と近接拡大観察(拡大倍率100倍)、2段階フォーカス切り替えがボタン一つで可能となる『Dual Focus機能』が搭載され、EDOFとの組み合わせにより毛細血管や粘膜などの近接観察が従来に比べピントが合わせやすく高精細な画像を容易に得られます。

さらに、高精度CMOSイメージセンサーを採用し、ノイズが少なくてハイビジョンを上回る高画質(HQ画質)による観察が可能です。
スコープを操る操作部は軽量化し、ボタン位置やスコープスイッチ形状、アングルノブ設計などを見直して操作性の向上・検査時のストレス低減に貢献します。

胃カメラビデオスコープ【GIF-1200N】

CMOSイメージセンサーを搭載し、ノイズの少ないハイビジョン画像を実現しました。 高精度のレンズ組み立て技術と改良された光学系によって明るさを確保しながら微細な粘膜・血管の表面もリアルに再現することが可能となったことで、より正確な診断をサポートします。

EVIS-X1とGIF1200N、この組み合わせは鎮静剤の使用が禁止されている「仙台市の内視鏡胃がん検診」においては非常に有用なツールとなっています。EVIS-X1とGIF1200Nでの内視鏡検査はこれまでの「健診用内視鏡」とはまったく違うレベルの高画質での検査が可能です。

2020年8月時点では、EVIS-X1とGIF1200Nでの内視鏡検査を行っているのは宮城県内では当院のみです。

内視鏡による診断治療の質・検査効率向上を目指した新機能を搭載

がんなどの早期診断・低侵襲治療に貢献

発売の背景

「EVIS X1」は、オリンパス社の最上位内視鏡システムとして2020年4月に登場しました。従来の「EVIS LUCERA ELITE」導入から約8年ぶりのモデルチェンジとあって、次世代の新機能が多数搭載されています。

また、使用できるスコープに関しては、従来機の「EVIS LUCERA ELITE」や「EVIS EXERA Ⅲ」のラインナップと互換性があるため、多くのスコープがそのまま使用可能です。多くのスコープを使えることで、診断や治療の幅も広がります。

さらに現在、人工知能(AI)を取り入れた次世代技術が開発されているため、将来的にはAIを活用した病変検出・鑑別診断などの内視鏡診断支援も期待できます。

次世代の内視鏡システム「EVIS X1」の特長

1. Extended Depth of Field:EDOF

リアルタイムに得られる焦点範囲の広い内視鏡画像

EDOFは、近距離に焦点が合った画像と遠距離に焦点が合った画像、2つを同時に取り出して合成する技術であり、この技術が内視鏡に搭載されたのは「EVIS X1」が世界初となっています。心臓の拍動や消化管の蠕動運動といったわずかな動きがあっても、EDOFを用いることで幅広い範囲に焦点が合った明瞭な画像をスピーディに得られます。これまで、ストレスや検査時間の延長を招いていたこうした課題を克服し、リアルタイムに得られる焦点範囲の広い内視鏡画像を確認できることで、診断精度向上と検査時間短縮に役立ちます。

2. Red Dichromatic Imaging:RDI

内視鏡治療・処置に新時代をもたらす新狭帯域光

光デジタル技術により3色(緑・アンバー・赤)の狭帯域光を照射して深部組織のコントラストを形成する、オリンパス社独自の新しい画像強調観察技術です。RDI観察によって深部血管などの視認性が向上するため、消化管出血によって視野が妨げられた場合にも迅速な止血処置が可能です。これにより、安全性と信頼性、そして効率性を高めることにつながります。

3. Texture and Color Enhancement Imaging:TXI

「構造」「色調」「明るさ」の3要素を最適化する新画像処理機能

TXIは、通常光観察では発見が難しいわずかな色調や構造の変化を強調することで、病変部などの観察性能向上をもたらす機能です。通常光の情報から「明るさ補正」「テクスチャ―(構造)強調」「色調強調」を最適化して、スクリーニング検査にイノベーションを起こすと期待されています。

4. Narrow Band Imaging:NBI

豊富なエビデンスを積み上げてきた内視鏡診療のゴールデンスタンダード

NBIは、粘膜表層の毛細血管や微細構造を強調表示できる、オリンパス社独自の光デジタル法による画像強調観察機能です。血液中のヘモグロビンに強く吸収される特定の波長の光(415nmの紫と540nmの緑)を照射して、周辺粘膜や血管とのコントラストを生成します。NBIは従来システムより搭載されて、がんなどの病変の早期発見に寄与してきています。さらに、拡大観察併用によって病変の悪性度や範囲といった高精度な観察を可能にしています。

がんの早期発見・早期診断への貢献

国立がんセンターが発表した最新がん統計(2020年07月現在)では、2017年のデータがまとめられています。それによると、日本国内の罹患数では、全部位のがんの中で1位が大腸がん(153,193件)、2位が、胃がん(129,476件)となっています。
大腸がんと胃がんは死亡数も多く、2位大腸がん(50,681人)、3位胃がん(45,226人)と報告されています。

当院は2021年2月の時点でオリンパスの最新モデルであるGIF-XZ1200も東北で最も早く導入しました。また4K対応LCDモニター「OEV321UH」も設置しています。GIF-EZ1500、GIF-XZ1200、GIF1200N、これらのスコープをEVIS X1と組み合わせることにより、最も質の高い画質での検査が可能な体制になっています。これらすべてが配備されているのは東北のクリニックとしては当院のみです。

これらの最新機器を活用して、胃がんや大腸がんの早期発見に努めていきます。