医療法人山岡医院、仙台消化器・内視鏡内科クリニック（以下当法人）では日々の診療の質と患者様に提供する安心感・満足度を高めるための基準として『医療従事者の方から信頼を得られる医療の実現』を目指しています。
現代の医療業界では悲しいことにHPや口コミ評価などの世間的体裁を費用をかけて整えることで、『医学的情報弱者』である患者様をある意味だますような形で受診に繋げ、医療の本質を疎かにした医院成長をしてしまっているケースが散見されてしまっています。見識ある医療従事者の方からすれば『雑な医療行為』だとしても、知識のない一般の方からすれば『よくわからず感謝してしまう医療行為』になり、内視鏡領域に従事する当法人にとっては癌の早期発見の機会を損失してしまう由々しき問題として捉えています。
そこで、当法人ではしっかりと医療に精通して知識や倫理観のある医療従事者の方々に認められるような良質な医療行為の実現を目指し、日々様々な新しい取り組みや機器購入を行っています。

当法人では常に複数の常勤医にて外来・検査を行っており、あらゆる症例に対して院内で常に複数医師の見解を持って最終的な診断ができる環境が整っています。また、医師1名に頼らない体制を保つことで、医師1人1人のコンディションフォローや時間に焦燥感を持たせない余裕のある内視鏡検査環境にも繋がっています。

当法人では癌の発見率を上げるために、上部・下部各検査においてAIの導入を進めており、主要性癌発見率の向上に努めています。実際にAIによる発見率向上の貢献は凄まじく、将来の画像領域に関係する医療においてAIが中心になっていくことは間違いないと確信しています。

当然内視鏡洗浄に関しても最高品質にこだわっており、洗浄の質・オペレーション共に高いレベルを実現できています。洗浄においてはオリンパスの最新シリーズである内視鏡洗浄消毒装置『OER-5』を導入しており、超音波洗浄や過酢酸消毒液の活用を行っています。管理においては各スコープの洗浄履歴をバーコード管理ができる『ウォシュレコ』を活用し、洗浄管理における人的ミスを限りなくゼロにしています。

内視鏡専門クリニックとして、下剤服用のストレスを軽減させることを目的に下剤ラインナップを豊富に整えています。モビプレップ、マグコロール、ニフレック、ビジクリア、ピコプレップなど味や量、飲み方の簡易さなど幅広い患者様のニーズに対応ができます。

当法人が導入したスマートジーンはピロリ菌検査のPCR検査です。2022年11月に保険収載となった新しいピロリ菌診断方法で、全自動遺伝子解析装置 Smart Gene®を用いた、高感度遺伝子診断法（PCR）となります。感染診断と同時に、クラリスロマイシン（CAM）感受性の判定が可能であり、測定開始から約50分で結果判定、当日結果をお伝えすることが可能です。

逆流性食道炎治療の専門性を語るうえで欠かすことができないのが『24時間インピーダンス / 食道・胃pHモニタリング検査』です。本来は病院でしか行えない逆流性食道炎の正確な診断を無床診療所で実現させ、内視鏡・消化器専門の医療機関として患者様が1医院で完結させることができる逆流性食道炎治療の提供を目指しています。

医療の質は医師の質として捉え、当法人では医師採用の高倍率化を実現させています。その一環として当法人の医師採用のコンセプトを全て盛り込んだ『医師専用の採用サイト』を立ち上げておりますので是非ご覧ください。医師にとって経験、社会性、キャリア構築、あらゆる面において成長ができる環境です。

当法人では院内のオペレーション環境や組織体制を一般公開しております。事前予約制となっておりますので、是非見学を希望される方はお問い合わせください。惜しみなく院内の体制を医療従事者の方にお伝え致します。

当法人では上記以外にも今後随時新しい取り組みや機器投資を行っていきます。医療の質向上に向けてお気づきの点がありましたらいつでもご指摘ください。成長の糧として真摯に受け止めさせていただきます。