検査前日は時間帯としては夜8時までに食事を終わらせましょう。加えて、消化の悪い脂物や消化に時間かかるキノコ類等は検査当日も残っていることが多いので、消化のいい食べ物を召し上がってください。量もあまり沢山食べすぎず、通常通りぐらいがおすすめです。お酒に関しては、絶対ダメというわけではありませんが、お茶や水で済ませていただいた方が良いです。例えば、夜遅くに食事することになった方に関しては、ヨーグルトやゼリー等の軽食にしていただいた方が、胃カメラの時も正確に観察できます。低血糖にならない範囲で調整していただく必要があります。

午前中検査をする方に関して、固形物はNGです。水、お茶やスポーツドリンクなどの水分は摂っていただいても構いません。ただ、コーヒーや牛乳を飲んできてしまった場合は検査が不十分になる可能性があるので、スタッフにお伝えください。午後検査する場合は、検査4時間前までであれば、ゼリー、ヨーグルトや具のないスープ等の食事は問題ありません。仮に午前中検査の方で午前中に何か固形物を食べてしまった方は、最低4時間を開けていただく必要があります。食べたものが胃の中に残っていると検査精度の低下にも繋がりますので、食べてきてしまった場合はスタッフにお伝えください。

胃の中に食物があるので、観察が不十分になってしまいます。それによって、病変の見逃し、見落としがおきる可能性があります。また、食べたものの量にもよりますが、量が多いと胃カメラを入れてる間は、空気が沢山入るため、食物が肺へ誤って入ってしまうケースもあります。

アルコールは控えていただいた方が安全だと思います。また、しばらくの間、胃に急に食べ物を入れてしまうと胃痛などの症状が発生する可能性があるので、消化の良い食べ物から始めたほうが良いです。必ずしもうどんやおかゆである必要はありませんが、特に脂ものは控えてください。

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